訪問鍼灸で開業したい!

『訪問鍼灸』とは

『訪問鍼灸』という言葉が浸透し始めてきているのではないかと感じている今日この頃。

『訪問』つまり患者様のご自宅で行う鍼灸治療というのは、
昔も今も、そしてこれからも求められるスタイルだと思っています。

『訪問での鍼灸治療』といっても、『自費』と『療養費』があって、
どちらも患者様のご自宅で鍼灸治療を行うわけですが、やはり違いもあります

自費の訪問鍼灸は、以前より『出張』などという名で、広く行われてきました。
この場合は値段設定は鍼灸師さん次第で、患者様のご要望に合わせて治療を行い、
施術料金を『自費』でもらいます。

時間もまちまちで30分~60分、また90分~120分と長時間の治療を行う先生もいる。
各先生のスタイルと、患者様のご要望に合わせた満足度の高い治療が求められる。
毎回の満足度が、次のご利用に繋がってきます。

料金の設定も先生方によって幅があります。
対象年齢も幅広い方がご利用されていて、店舗型の鍼灸院を運営なされている先生も、
往診という形で、ご自宅での治療を行なっている方もいらっしゃる。
患者様に納得して頂き、自費でお支払い頂くので、費用、時間、
内容などを明確にする必要があります。

では療養費を使った訪問鍼灸はどうでしょうか。

まず決定的に違う点が、料金が決まっている点。同意書が必要である点。
そしてが適応疾患がある点。大きくこの3点だろうとおもいます。
それに加え、請求の作業 を行う必要があることをお伝えしておきます。

療養費で鍼灸が適応となるものは、慢性病であって医師による適当な治療手段がなく、
はりきゅうによって症状の緩和が期待できるもの、となっているます。
WHOでも多くの適応疾患が発表されており、
業界内外でもたくさんの症例が発表されていますが、
療養費の適応は非常に限定的となっている。

そして、患者様の多くが高齢者や介護を受けている方です。

また『訪問』で療養費を使う場合は、往療を行う理由がなくてはいけません。
安静が必要であったり、歩行が困難であったり、
通院ができない理由があったりといったものです。
この状況の患者様、となると、必然的に高齢者や介護を受けている方となってきます。

体力の低下や、症状の慢性化、自己管理の難しさなど、患者様の状態を考慮すると、
短時間の治療を繰り返し行い、
中長期的に安定した効果を出していくことが求められるます。

治療も長期的になることがほとんどですので、多くの患者様が継続的にご利用されます。

あなたの患者様はどんな治療を望んでいるのでしょうか?

自費の場合は単回や比較的に短いスパンで結果や効果、
そして変化を求められるのに対して、
療養費を使った鍼灸治療は中長期的なスパンで結果や効果、そして安定を求められます。

自分が治療を行いたいと思う患者様は、どちらの結果や効果を求めているでしょうか?

ここを明確にすると、どちらの選択肢を選ぶかが見えてきます。

こうして見えてきたご自身が患者様に対して、どういった鍼灸治療を提供していくか、
またそのお客様をどの様に見つけてくるか、
それで自分が生活できるのか、家族を養っていけるのか、
スタッフを雇えるのか、といった、治療院の経営計画や、集客、
サービス内容の決定や価格設定などを行う必要があります。

うまくいくのかな、という気持ちは当然あると思います。
うまくいく方法がわかれば、ストレスなく、
鍼灸師としての人生がより豊かになってきます。

 

鍼灸院が増えている?やっぱり鍼灸師は素晴らしい仕事!!(だけど本音を言うと、開業されると困ります。)