超個人的な接触鍼の使い方と施術方法を垂れ流していきたい。

岡野浩人です。

前回接触鍼の取穴 接触鍼を使うときの私なりの取穴基準 について、超個人的な意見を述べさせてもらった。今回も超個人的な接触鍼の使い方と施術方法を、垂れ流していきたい。改めてお断りしておくが、あくまでも私個人の見解であり、私が現場でやってきていることであることをお伝えしておく。学施術的にどうとかはないので、その辺りの薄さは各人の知識で補完してほしい。現場での効果と、施術を受けた方の満足度は高い、というだけである。今回は、私が主に使う「ローラー鍼」と「てい鍼」の使い方と施術方法をお伝えしたい。

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『ローラー鍼』は転がすだけ、にしない

鍼灸師さんとお話する中で、私とは違うなーと思う点が、ローラー鍼を転がすだけの先生が多いという点。これがいいとか、悪いとかの話ではなくて、私とは違うなーっていつも思う点。私は右手でローラー鍼を持って施術を行うのだけれど、左手は患者様に触れていて、ローラー鍼を当てたあとの反応を見ている。外から見ると、ローラー鍼を当てたら、左手で撫でて、ローラー鍼、撫でる、ローラー鍼…の流れ。ローラー鍼は、つっかえているものや、滞留しているところへの刺激。その刺激から、左手で〝流す〟イメージで施術を行っている。とはいえ、左手は絶えず『取穴』をしているので、面で触っている場合と、点で触っている場合がある。ローラー鍼も、広い範囲で転がすこともあれば、ピンポイントで往復させる様に当てることもある。この時の基準はこちらを参考にしてほしい。 接触鍼を使うときの私なりの取穴基準

『てい鍼』を施術する範囲を意識する

範囲というのは、てい鍼を当てるポイントの広さ。てい鍼をつかって、ツンツンツンツン…と当てるときみたいに、広範囲に施術を行う場合と、ピンポイントで当てる場合がある。個人的には、広範囲での施術で反応を見ながら、その範囲を狭めていき、最終的にピンポイントで当てるイメージで施術を行っている。ピンポイントの施術で改善がみられたら、改めて全体の流れを作るために広範囲での施術を行って終える感じ。この際も、ローラー鍼のさいと同様に、左手は常に取穴し、かつ、流す作業をする様にしている。左手の感覚、触りやすさ、撫でやすさ、取穴時の反応が変わってくるのが感じられるので、そこを基準にしてみると良いと思う。

経絡に沿ってやってみるといい

ローラー鍼や、てい鍼の施術を行うときに、ピンポイントの「経穴」を意識するより、「流れ」を意識している。これは「経絡」に近いものがあるので、まずは経絡の流れに沿ってやってみるといいと思う。左手で患者様を撫でると、経絡に流中通りに触ったときと、逆行して触った時と反応が違うことがある。この時は、「ザラついている」方に対して施術を行っている。基本は経絡の流中通りに施術することが多いので、まずはそうしてみると良いと思う。ここから派生すると、症状が箇所の前後の経絡を探っていくと、治療ポイントがみつかることがある。そのポイントへの施術を行うと、症状が改善されることがあるので、こうした点も、接触鍼灸の施術の際は、左手をうまく使いながら、確認をしていくと、より効果的な治療ができるので意識してほしい。

触ってほしいと思う手が大事

だとおもいます。接触鍼も大事なんだけど、その前に、その鍼灸師に触れられたいと思うか、触れられた手が心地いいか、もっと触ってほしいと思うか、もう一度触ってほしいとおもうか、触られてよかったと思えるか。これってすごく重要だと思う。こうした手を持つ鍼灸師が、接触鍼を使ったとき、すごく効果がでると思っている。ボディータッチが上手な人、スキンシップが上手な人は、こうした手を持ってる様に思う。「触り慣れ」もあるのかもしれない。相手が心を開き、気持ちよくなる手、という要素も、接触鍼施術をうまく行うポイントなんじゃないかな。そう考えると、触るまでの導入として会話やシチュエーション作りも、すごく大事なのかもしれないなって思う。『鍼の施術』に意識がいきがちだけど、こうした点にも注意してみるといいかもね。

てい鍼ワークショップに参加します。
私自身も、もう少してい鍼と向き合ってみたいので、和歌山の蓬庵様の主催するてい鍼作りのワークショップに参加してみることにしました。関連のクラウドファンディングPolcaも立ち上げ、多くの方に今回のワークショプ参加をご支援いただいております。またワークショップ後のてい鍼体験会の開催などひ広がりを見せています。活動にご支援いただけますと幸いです。ご支援はこちらから よろしくお願いいたします。