接触鍼を使うときの私なりの取穴基準

岡野浩人です。

接触鍼って気持ちいいんですよ。本当に。だからもっと、現場でも使ってほしいな。って記事を前回書いた。前回記事:てい鍼施術の「心地よさ」と「気持ち良さ」今回は、鍼灸師目線で、現場のお話をしたいと思う。始めに断っておくと、私は何かの流派に属している訳ではないし、学術に長けているわけではないので、本当に私が現場で感じていることをそのまま垂れ流していると思って読んでほしい。つまり興味なければ読まなくていい的なアレである。特に今回は『取穴』について書いてみたい。

皮膚がザラザラしたところがある

ザラザラしてる。乾燥しているとか、荒れているとかではなくて、皮膚を撫でるように触ると『ザラつくところ』があるのがわかる。え?わからない?であれば、圧を微妙に変えながら、皮膚を撫でてほしい。この「ザラつき」のあるところと、患者様が不調を訴えるところがリンクしていたら、そこはまさに接触鍼を当てると良い場所。そして「皮膚を撫でる」は、やや広い範囲で触ってほしい。そうすると、不調を訴える箇所からやや離れたところが「ザラついて」いることがある。ここも接触鍼の施術ポイントにしてみると良い。単純に取穴をして、ここに接触鍼当てるだけで、すごく気持ちいい。範囲が広ければローラー鍼がいいかな。個人的にはてい鍼がすき。

流れを止めているところがある

んーー。これが一番表現が難しいんだけど、経絡に沿って皮膚を撫でると、流れが止まるところがある。手の平を使った時と、指を使って細かくみていくと、手や指が止まったり、そこだけすんなり撫でられなかったりする場所がある。そこ、接触鍼の施術ポイント。特にてい鍼がいいと思う。てい鍼当てて、もう一回撫でてみると、変化がある。変化が出なければ、出るまで何度か繰り返す。撫でて確認して、てい鍼当てての繰り返しをしていくと、いつのまにか手が止まらなくなる。サラッと撫でられる様になる。かなりの心地よさである。

凹む感じがすることころがある

皮膚上から、指を使って点で触れていくと、ちょっと弱々しいところがある。過緊張している筋の上でも、よく触っていくとスポット的に張りがないというか、凹む感じがするところがある。感覚的にてい鍼の先くらいの大きさで、指が落ちるところがある。そこを見つけることができたら、刺鍼するときと同じように、取穴して、押し手作って、てい鍼を当ててみて。患者様によっては『はり・・・打って・・・ませんよね?」という言葉が出ることがある。手に力を入れすぎず、沈むところまで自然にてい鍼を当てると、刺鍼した時のような、じわーっと広がる感じがする。これ、本当に効いてる感がある。

お隣のひととどーぞ

まあ、やってみてよ。って話。最初に述べた通り、これはあくまでも、私の感覚を垂れ流しているだけにすぎず、かつ私なりの表現。だからこそ、先生方それぞれの「感覚」で施術ポイントを見つけてほしい。そして是非先生方それぞれの「感覚」を表現してほしい。こういうそれぞれの「感覚」と「表現」が自由に意見交換できたら、そこから「私はこの表現がしっくりくるなー」っていう連鎖が生まれるんじゃないかな。とにかく。お隣のひととどーぞ。あれ、これどこかできいたことあるな。

 

てい鍼ワークショップに参加します。
私自身も、もう少してい鍼と向き合ってみたいので、和歌山の蓬庵様の主催するてい鍼作りのワークショップに参加してみることにしました。関連のクラウドファンディングPolcaも立ち上げ、多くの方に今回のワークショプ参加をご支援いただいております。またワークショップ後のてい鍼体験会の開催などひ広がりを見せています。活動にご支援いただけますと幸いです。ご支援はこちらから よろしくお願いいたします。