勤務鍼灸師だっていいじゃない?自分にあった働き方を考えてみよう。

岡野浩人です。

最近は開業という選択肢をとらず、サラリーマンとして『鍼灸師』の人生を歩む人も少なくありません。月収20万~30万円、年収250万~350万円ほどの『給料』をもらい鍼灸の知識と技術を使って『業務(お仕事)』をしています。(年収は求人票などを参考にしています)

では、いわゆるサラリーマンで鍼灸師を行うことのメリットは何でしょうか。

1.安定給料

最大のメリットは、安定した『給料』が保証されていることでしょう。開業すると自分が治療を行なった分は自分の収入です。逆にいえば、治療をお休みすれば、その分、収入が減ります。サラリーマン鍼灸師は、風邪で3日お休みしても給料は変わることはありません。

治療を行う、行わないは関係なく、毎月きまった『給料」が入ってきます。とっても安定しています。よっぽどのことがない限り、年収が減ることはありません。逆にインセンティブなど増えるチャンスはあります。

2.共に頑張る仲間(スタッフ)がいる。

サラリーマンのメリットとして、同じ治療院にスタッフがいることも挙げられます。経験の浅い先生であれば、経験のある先生に教わる機会もあるでしょうし、経験が増えてからも、治療院スタッフ間で症例を検討したり、治療法を勉強・練習したりと、自分の不安を、仲間と共有し解決することができます。研修や勉強会などを定期的に行なっている治療院さんも多くあります。

3.経営、経理、請求などの作業がない

サラリーマンとして働くと、こうした経営に関する作業を行うことはないですし、頭を悩ますこともありません。責任を取る必要もありません。院長先生や、会社組織であれば社長やマネージャーがこのあたりを管理し、対応しています。現場の先生たちは、与えられた業務を行って「給料」をもらう形になります。

開業・勤務を選べるのが「鍼灸師」

このようなメリットがあるために「サラリーマンとして給料をもらう」鍼灸師も多くなってきています。このように訪問鍼灸は「開業」「サラリーマン」といった選択肢の中で自分にあった選択ができる業態ともいえます。

 

『訪問』で開業で年商700万円?!

では、訪問で開業すると実際にどれくらい稼ぐことができるのでしょうか。

ぶっちゃけて申し上げると・・・

はり師、きゅう師の先生が、月に20日ほど働いて 60万円 ほどの売り上げになります。これを12ヶ月すると720万円の売り上げです。1人治療院で月曜日から金曜日まで、朝の9時から夕方18時まで治療を行い年商は700万円オーバー。

そこから鍼灸道具や交通費などを含む必要経費を引いたとしても・・・。(実際にご自身の道具代や、交通費、お住いの家賃などで計算してみてください。)残った金額は、全てあなたのものです。

 

日本人の平均年収は約420万円

平成28年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁

https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2017/minkan/index.htm

もちろん『院長(社長)』であるあなたの工夫と頑張り次第では、より収入を増やすことができます。

 

どちらの生き方が自分に合うのか

独立開業権のある『鍼灸師』ですが、組織に属したほうが力を発揮できる、勤務鍼灸師のほうが夢や目標を達成できる。という方も多いと思っています。あなたは開業・勤務どちらのスタイルが自分に合っているでしょうか。今一度立ち止まって、自分のやりたいことや、理想の状態を思い浮かべて、考えてみてもいいかもしれません。

 

やっぱり独立したい

いろいろ不安だけど、「訪問」で開業を目指すならこちらの記事も御覧ください。

鍼灸院が増えている?やっぱり鍼灸師は素晴らしい仕事!!(だけど本音を言うと、開業されると困ります。)