治療はまず「理想の状態を思い描く」ことから始めてみよう!

どうも、Mr.ハリックです。

「訪問」のフィールドでは様々なご要望がある。特に導入(最初の方)は、患者様の緊張を解いたり、リラックスしていただくことがメインになり、「治療」の要素が少ないこともある。これは継続的に治療していくためには必要なことなのだが、この時期に後述する3つのポイントを抑えておかなければ、治療の効果も出ず、施術がマンネリ化してしまい、お互いによくない結果に繋がることがある。今回は「訪問」導入時にイメージしておきたい3つのポイントをお伝えしたい。

「訪問」治療に入る前にイメージしたい3つのポイント

 

理想の姿に共感する

患者様が理想とする姿があなたには見えているだろうか。見えていないとすれば、あなたは良い治療ができない可能性がある。患者様がどうなりたいと願っているかをあなたも感じておく必要がある。

ここであなたが「どうせそんなに変わらないでしょ?」とか「まあむりだよね』と思ってしまうと、患者様のお気持ちに共感できなくなってしまうので注意が必要だ!

患者様も「無理だ」と諦めていることが多い。だがしかし、これがストレスや精神的なダメージになっている可能性もあるので、患者様に本当に寄り添いたいと思うならば、理想の状態を共有して、現状とのギャップや、日常生活の困難に『共感』する必要があるだろう。

理想への地図を考えてみる

患者様が治療によってどのような姿(状態)になることを望んでいるのか。3年後どうなのか。1年後どうなのか。半年後どうなのか。1週間後はどうなのか。今日の治療が終わった後どうなのか。それぞれに患者様はどんな姿(状態)を思い描いているかまで深掘りしてみよう。

患者様の理想の姿(状態)と、施術者としてのあなたが思い描く姿(理想)にギャップはないだろうか。そのギャップがない状態が理想の状態だと私は考えている。

しかし、ここでギャップが生じないということはない。だからこそお互いが理想に向けた同じ絵を描ける様に、コミュニケーションをとったり、傾聴したいり、情報をお伝えしたりしながら、理想の状態に向けた地図を一緒に作っていく必要がある。

最善ルートとコースナビゲート

あなたは鍼灸師として、患者様の理想とする状態に向けて、正しく導く必要がる。ここで大事なことは、理想への地図を広げ、患者様と一緒に目的地の確認と、そこに行くためのルート、手段、途中に立ち寄るところ、イベント、休憩箇所、そして道中はどんなことを大事にしていくか、などを話し合っていくことだ。

最短ルートを通りたい施術者も多いかもしれないが、患者様はお花見をしながら、お茶屋さんによって、団子もたべて、時間をかけてゆっくり進みたいかもしれない。

だからこそ、患者様とコミュニケーションをとりながら、最善のルートを計画し、そこ見向けてナビゲートしていく必要がある。

 

最後に

「訪問」は変化が見えにくい。鍼灸師が求めている「効果」がでないことも珍しくない。それどころか、機能低下や症状の悪化すらみられる。治療をしているのに・・・。そんな風にお悩みの先生も多いだろう。

しかし、この状態に慣れてしまうと、「理想の状態を思い描く」ことを忘れてしまう。だからこそ、こうした意識を持ち続けていきたい。

では!