訪問の対象患者様は「症状」だけにとらわれると、治療結果が出ない!?

岡野浩人です。

療養費を使った『訪問』を行う場合、対象患者様の多くは高齢患者様です。訪問で治療を担当させていただく高齢患者様の治療は、店舗型に来院される患者様とは違う視点をもって対応する必要があります。これの視点が治療効果や、患者様の予後にも関わってきます。

まず第一に考えておきたいのが、治療をした結果、効果が出た結果どうなるのか…という点。痛いところが良くなるということだけでなく、その先の患者様の生活まで意識して、いかに生活の質を維持または高めていけるかという視点です。

生活機能をできるだけ高く保ちつつ、患者様が主体的な時間を過ごしていけるかを意識して、患者様に対応しています。

患者様としっかり向き合いたいから『訪問』を選ぶ

この記事でも書きましたが、訪問の治療は、日々の業務によって、患者様の周囲にも影響が及びます。

高齢患者様は様々なご不安を抱えながら、日々を過ごされています。お身体の痛みが軽減することや、動きが改善することで、少しでもこのご不安を解消できればと思います。また、患者様の痛みの軽減や、動きの改善は、介護をされているご家族様や、介護職の方の負担軽減にもつながります。https://houmon-shinkyu.jp/archives/life-2.html

高齢者の慢性疾患の場合、心理的・社会的な因子が、症状や訴えを複雑化させていることが多くあります。このような場合、患者様と施術者の信頼関係が構築されることにで、治療の効果が出ることがあります。予後が医学生物学的な面とともに、社会環境的な面に支配されやすい側面があることは、現場にいると感じることです。

特に訪問においては、治療を進める上で、患者様や関係者様(ご家族様、ケアマネージャーをはじめとする介護職の方、ドクター)と施術者のコミュニケーション、信頼関係が重要な要素となります。こうして信頼関係のもと、周囲の方との情報共有を行い、共通意識をもったうえで患者様対応を行うことで、患者様を迷わすことなく、よりよい日々へ導くことができます。

訪問現場では「症状」だけにとらわれると、治療結果が出ないことがあります。周囲の環境や、患者様がどのような生活をされているのか、またその際にどんなお気持ちで過ごされているのか。こうした点を、把握して、患者様ご自身と向き合い、症状の改善に勤めて行きたいですね。

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