訪問鍼灸1.0 [ YOU ARE (NOT) ALONE… ]

どうも、Mr.ハリックです。

受療率が低下している、収入が上がらない、鍼灸師は食っていけない。そんな悲観的な声を聞いている鍼灸師も少なくないと思う。実は鍼灸師になりたてのころは、鍼灸業界は「絶望的な状況」だと思っていた。10年ほど前の話である。

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目の前に現れた衝撃的なスタイル

私(Mr.ハリック)はあるきっかけで「訪問」のフィールドに呼び出される。そこで、鍼灸業界の希望を見た。鍼灸業界の中でも「療養費」を使った施術を、通院不可能な患者様へお届けする「訪問鍼灸」は、右も左も分からなくとも、目の前に現れたときの衝撃は大きいものだった。

厚生労働省資料
あはき療養費の推移について
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000192626.pdf

柔道整復の保険の取り扱いは減少をたどる中、はりきゅう、あん摩マッサージ指圧の療養費の取り扱いは伸びている。治療が必要な患者様が、適時適切にはりきゅう治療を受けて頂けはじめているということでもあると思う。

「訪問」という未知の領域

が、実は私(Mr.ハリック)は「はりきゅう」の「療養費」の取り扱いについて、全く知識がなかった。「はりきゅう」の施術はできるが、保険の取り扱いはまったくのドシロート。そして「訪問」についても全く知らないまま「訪問鍼灸」をはじめたここをここに告白しておきたい。

いきなり「現場」に出るというのは恐怖しかない。ただ…やり方を教えてもらいながらやってみると、意外と動けたりするもので。

しかしうまく動けただけであって、成功しているとは言い難い状況に、頭を悩ませ、次第に逃げ出したくなる気持ちに押し潰されそうになっていた。この時気づいたのは、「訪問鍼灸」に挑戦しているはずが、いつしか誰かにやらされているような感覚になっているということ。

全く知らない分野に飛び込み、現場を知っている鍼灸師に、指示をもらったり、教えてもらいながら進めていくと、この感覚が襲ってくる。人にやらされている感覚なのだから、逃げ出したくなるのは当然だろう。

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「誰のためでもなく自分の意志で訪問をやるかどうか決めなさい」

新しいことを始める時に重要なことは、自分の意思で決定して、取り組む。ということだと私(Mr.ハリック)は思っている。この「自分の意思」で取り組むようになることが、成功への第一歩なんじゃないかな。

悲観的な状況にある鍼灸師や、収入や労働時間で傷つく治療家をみていると、「訪問」というスタイルで自分が可能性を見出すことが、自分の使命だと思うようになり、自分の意思で、「訪問」のフィールドで勝負することにした。

「訪問」だけに限らす、新しいことに取り組むというのは、不安もあり、そしてうまくいくことだけではない。その一つ一つに「自分の意思」で正面から向き合えるかがポイントとなってくるのではないだろうか。時には「逃げちゃダメだ」と自分を奮い立たたせることも必要だし、誰かを頼ることも必要だし、そういう環境に身を置くことも必要。周囲もきっと手助けをしてくれると思う。そういう積み重ねが自分の力になるのだが、最後は自分で決断していかなくてなはいけない。

個人ブログで1万PVまでの道のり〜とある鍼灸師個人ブロガーの基軸〜

 

これから「訪問」を始めたい先生へ

「訪問」を行い、現場で数多くの成功事例や失敗事例をみてきた。これから「訪問」を始めようと思っている鍼灸師さんも多いと思うが、これらの成功事例や失敗事例をどれだけ知っているかということも大事。

目の前に起きていることが、成功の前触れなのか、失敗のリスクがあるのか。そういうことを知ることで「不安」が解消される。現場はうまくいくことばかりではない。だけどそれ以上にうまくいくことも多い。不安をなくし、可能性に向けた取り組みができるかが、「訪問鍼灸」のポイントでもある。

笑えばいいと思うよ

鍼灸師さんは、自分で全てを抱え込む方が多いように思う。しかし人間は万能ではない。誰かを頼ってもいい。誰かの助けを借りた時に、救ってもらった時に、不安な顔をする必要はない。

あなたを助けた人も、きっとあなたに笑顔でいて欲しい筈だ。「笑ってほしい」と心から思っているということをお伝えしたい。

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訪問鍼灸 2.0に向けて

「訪問」はひとりで行動することが多い。患者様対応、現場対応は鍼灸師がひとりで対応することとなる。しかし、誰かと関わり、誰かの助けを得ながら進めていくことが、今後の訪問鍼灸師に求められていることなのではないだろうか?

訪問鍼灸2.0を実行できる鍼灸師とは、全てを自分でこなす「万能型鍼灸師」ではなく、「自分らしさを表現できる鍼灸師」だと思う。自分の弱さと、不得意な部分を、認め、周囲に助けられ、それによって自分の色を最大限に出しながら、新たな出会いを生み、そしてそれらを力にしていくような鍼灸師かもしれない。そんな訪問鍼灸師が多く生まれることを願いたい。

では!

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