訪問現場で常に気をつけたい「刺激量」のお話し

岡野浩人です。

訪問での治療で常に気をつけていることはやはり「刺激量」です。訪問は高齢者のご利用が多く、治療での刺激量は、とても難しいところでもあります。

この「刺激」というのは「施術」だけではありません。問診や、触診も患者様にとっては十分な「刺激」となっています。

特に連休明けやお休み明けなどは、患者様からの訴えも多くなりがちです。こうした時に、治療時間が長くなってしまうとお悩みの先生も多いのではないでしょうか?

しっかり確認したい。

でも治療時間がなくなってしまう・・・。

訪問現場では、ご予約時間に、次の患者様宅に行かなくては行けないために、こうした悩みを抱えるからの声を聞くことも少なくありません。

 

なんとか時間を確保して

しっかりと確認して

しっかりと施術を行なった結果・・・

 

患者様「身体が痛くなりました」

 

こうしたケースを経験した先生も多いはず。

高齢で、介護を受けている方も多い「訪問鍼灸」の患者様は、身体活動量の少なく、ちょっとしたことも刺激になります。

患者様の訴えに対して、手を当てながら、関節を動かしながら、筋肉を押圧しながらしっかりと確認していると思いますが、これが患者様にとっては十分な刺激となっていて、かつ効果的な施術になっている可能性があります。

ですから、こういう時に改めて「施術」を行うと、刺激量が多くなり、結果として患者様のお身体のご負担になるので、「痛み」や「不調」といった、期待とは真逆の結果になってしまいます。

診察や問診で必要な刺激を与えている意識があれば施術時間が長くなることも防ぐことができますし、患者様にも良く診てもらったと喜んでいただけます。

 

症状の「確認」後に、接触鍼での刺激と、優しめの台座灸で仕上げると、非常に満足度が高く、治療効果が出やすい「施術」になります。

 

現場での「施術」だけでなく、トータルでの「刺激量」を意識して見ると訪問では、より良い治療ができます。特に体力の消耗が激しく
患者様の訴えが多い、この時期は、意識してみてください!