【セミナーにZOOMを導入しよう】導入して分かったこと、そして改善点とは?【鍼灸師のセミナーが変わった日】

どうも、Mr.ハリックです。

技術職である鍼灸師という仕事。各地で積極的にセミナーが催され、多くの先生方が日々研鑽なさっている。鍼灸師のセミナーというと現地で講師の先生の講義を聞く、実技を見る、講師に質問する、といったところが定番であるが、先日関東鍼灸専門学校さんで行われた「シンツバと学ぶ美容鍼灸セミナー」では、ミーティングアプリ「ZOOM」を使うことで、場所と空間を軽々と超えてしまい、「現地で聞く、見る、質問する」の概念を一気に崩し、新しい時代の幕開けを感じるセミナーとなった。

IMG_5178

そんなセミナーで、場所と空間を超える手段として「ZOOM」の導入をお手伝いさせて頂いた私(Mr.ハリック)が、反省点などを交えながら、振り返ってみたい。

結論からいうと、今回のZOOMの導入は大成功だった。

まずは上手くいった点を振り返ってみよう。

IMG_5181

・プロジェクター講師のを使い、講師の後に「ZOOM」の画面を投影した
この件に関しては、事前にプロジェクターは用意して頂いたものの、どこに投影するかは決めていなかった。まさに当日、しかもセミナー開始45分前に決定した。とにかくやってみなくては分からない。ZOOMは参加者の顔やアイコンが画面に表示される。絵的に講師の後に参加者の顔があると面白いかな、ということで、今回の位置が決定した。

これは、会場に参加した人にも、「あ、何かやってる」と思ってもらえる絶好のポジション取りだったと思う。反省点としては、ZOOMの参加者さんたちの、この位置で投影されていて、現地の参加者にどう見えているかをお伝えできなかった(していなかった)点だ。次回はこの辺りを反省しつつ、是非、顔出しもしくはアイコン表示をお伝えして、「ZOOM感」を出していきたいと思う。

この件は、メインのモニターとは、別にZOOMの画面を出して会場参加者さんにも認識してもらったこと自体が成功事例だったのかもしれない。今後セミナーでZOOMを導入される方は、講師がPowerPointなどでプレゼンする画面とは別で、ZOOMの画面を出すことをおススメしたい。

・PCとスマートフォンを使い、2台体制で中継を行った
これも重要だったと思う。PCは「ホスト用」として、スマートフォンを「中継カメラ」として使うことで、セミナーの「動き」に対応することが出来た。PCでは、ZOOM参加者に講師のPowerPointと同じスライドを表示したり、チャットに対応したりできた。そしてスマホは、現地での講師の様子を定点カメラとして使うことも、実技の際などに動きのあるカメラとしても機能させることが出来た。

これは非常に大きかった。この際の注意点として、どちらかのマイクをミュートにして、かつスピーカーを消音させておく必要があると考えららえる。これは会場の音声が二重になり、ZOOM参加者さん達が聞きづらくなったり、ハウリングを起こす原因にもなりうるからだ。このミュートと消音についても、他の部分で考察しなくてはいけない反省点がでたので、それは後に改善点として書くことにする。

・参加者にZOOMのホスト経験のある人がいた
これは正直助かった。何が助かったかというと、途中、ZOOM参加者さんの音声が共有されていたのだ!これが講師の先生の声が聞こえにくい原因にもなっていた。スマホで実技撮影をしていたのだが、声が聞き取りにくいとのチャットが目の前に表記されていた。

手を打たんねば、と思った矢先に、チャットに「音声ミュートにご協力ください」の文字が!!ホストの状況を理解して、ZOOM参加者さんがサポートしてくれた!これは非常に大きかった。ZOOMを実施していると、ZOOM参加者にどう見えているのか、音声はどうなのか、その時々の状況はこちらから分からないことがある。そんなときに、ZOOMホスト経験者からの「音声OK!」「見えてるよ」「聞き取りにくい!」「〇〇できる?」のようなコメントは非常に助かるのだ。私にスポットが当たった今回のZOOM導入だが、参加者さん達の協力が何よりの力になった。

・セミナー内容をよく理解している先生が参加されていた
このZOOMというアプリ。チャット機能がついている。当然ながら質問もいただくことになった。しかし、現場では絶賛セミナー中。講師の先生はもちろんだが、中継している私も質問にタイムリーに対応できる状況ではなかった。しかし・・・今回はセミナー内容をよく知る先生がご参加して下さっていた。

というか、その手法の発案者である先生がZOOMにご参加くださっていた。その先生の解説と説明、そして参加者さんの質問、とZOOM上でもコミュニケーションが生まれていた。ここが、私が考える、セミナーの新しい形(最先端)だと思った最大のポイントである。

・ZOOM参加者がSNSに投稿
このSNS時代。会場では「つぶやき」が推奨どころか、半ば強制されていた(笑)そして今回のセミナーの面白いところは、会場にいた方々からの投稿以上に、ZOOMに参加している先生が状況や感想などをSNSに投稿していた点だ。現地にいなくても「セミナーなう」なのである。

ZOOMを使っているということは、PCかスマートフォン、タブレットを利用しているわけだから、つぶやくには絶好の環境である。それを環境を活かし投稿くださったことで、会場だけでなく、そしてZOOMだけでなく、SNS上でも 盛り上がるセミナーとなった。今まで、会場にいない人が、SNSにセミナー状況や感想をアップするということがあっただろうか。

・セミナーの時間設定とZOOM参加者のタイミングが良かった
今回のセミナーは、月曜日の13時から。診療を行っている鍼灸師には会場に参加となると、なかなか難しい時間ともいえる。しかしZOOMを使うと・・・13時~というタイミングでお昼休憩をとる先生も多く、これが現地に行けないけどZOOMなら参加できる!という先生も出てきた。講師のシンツバ先生も、説明と実技を前半に畳み込んだことから、お昼休みにチェックできた、という声をZOOM参加の先生より頂く結果となった。タイミング、内容など偶然的であったが、これも奇跡的にというか、ベストなタイミングであったとおもう。時間も今回のZOOM導入の成功の鍵となったことは間違いない。

・ZOOMアカウントをグレードアップさせて、時間無制限にした
ZOOMは無料版と有料版がある。無料版は40分で強制的に終了となってしまうのだ。当然ながらセミナー中に、中継が途切れてしまうのは問題がある。しかしながら有料版にグレードアップしたアカウントがホストを務めると、この時間制限がなくなる。そして、参加者も無料版の50名から、有料版であれば一番低いグレードでも100名まで参加可能となる。参加人数は置いておいても、今後セミナーにZOOMを導入するのであれば、主催者は有料版のアカウントを使うことを強くおススメする。

ここまでがざっと大まかな成功の要因。

IMG_5172

ここからは、こうしたらよかったという反省点。


・個別にミーティングIDを送付すればよかった
実はこれがもっとできればよかった。事前に参加をお伝えくださっていた方や楽しみにされていた方には、事前に送付したのだが、これをもっと多くの方に送れば良かったと思った。TwitterでもFacebookでも鍵アカウント、秘密のグループ内での共有はしていた。してはいたものの、全ての人がチェックしているとは限らない。一斉送付する何かをつくるとともに、LINE@やメルマガをフルで使ってみることにしたい。合わせて、自分一人ではなく、周囲に協力してもらいながら参加者用のミーティングIDを共有したい。つまり告知の方法をより練らなければならないということ。

・ZOOMを使う人をもっと増やしておく必要がある
ここ最近「ZOOM」を使うことが多くなってきたのだが、まだまだ鍼灸師には馴染みのないシステムである。ZOOMというもので、こんなこともできるんだ!ということをより広めておくのも今後は有効な手段だと思う。

・クラウドrecの仕組みを抑えておきたい
今回、ZOOMでの中継をZOOMのクラウド内に録画録音していた。しかし・・・どのようにレコーディングされるのか把握していなかったために、内容はやや悲惨な状況になっていた。何かというと、ミーティングアプリだからだと思われるが、音声を拾っている端末の映像が録画されるという点だ。今回は参加者ミュートにより、参加者さんの画像は(ミュート対応後)は映っていない。

だが、今回、メインで講師の音声を拾っていたのが、システム管理に使っていたPCだった。PCで資料スライドを出したときは、そのスライドが映っているのだが、それ以外は「NO image」の状態だ。何も映っていない!!実技の際に、スマートフォンのミュートを解除して音声を拾っていたために、画像が映っている。しかしながら会場に置きっぱなしのPCも音声を拾っている為に、映像が途切れ途切れになってしまう。セミナー動画を後で何かしらの形で使いたい場合は、クラウドのrecには期待せずに、お手持ちのビデオカメラでの撮影をおススメしたい。

今回のZOOM導入の最大のポイント

シンツバ × カテンくん × Mr.ハリック

IMG_5413

今回のセミナーでのZOOM導入の最大の成功要因はコレなんじゃないかと思う。言ってしまえば、ぶっつけ本番。前例もなし。大きなトラブルや、失敗だってあってもおかしくはなかった。しかし、結果は大成功。新しいセミナーの形を作ることが出来た。今後は、私たちの成功事例や反省点を活かして存分に皆さんにもこの形を採用していただき、これからのセミナーを造って行ってほしいとおもっている。なので、あえて、手前みそになってしまうが、今回成功の最大の要素【シンツバ × カテンくん × Mr.ハリック】にも触れておきたい。

IMG_5168
・講師が「世界のシンツバ」こと、こもの鍼灸院の新屋翼先生だったという点
これは誰がみても成功の1番の要因だと感じるだろう。実績と、戦略をもって、ご自身の地域だけでなく、web上でその名を全国にとどろかせている鍼灸師さんだ。当然、全国の先生から熱いまなざしが注がれている。アンチの先生も会場入りするほどである。当然ながら、会場には行けないけど、興味がある。という先生が多くいらしたのは事実だろう。webを使って中継する訳だから、やはりweb上で話題の先生がメインコンテンツであることは、成功要素といっていい。今回の成功は新屋先生だったから、という点は大きな要因であることを抑えておきたい。

IMG_5164
・企画し運営を行ったのがカテン君だったという点
webでは「カテン君」として知られる、関東鍼灸専門学校副校長の内原先生。彼が今回のコーディネーターでなければ、このセミナーは成功していない。「シンツバ」というコンテンツの良さを最大限に引き出すこともそうだが、事前の準備、現場での対応などなど、抜かりなく、滞りなく、進行された。彼の企画だったからセミナーが上手くいったのだ。もちろんZOOM導入という、前例のない取り組みも寛容に、そして私を信じて、見守ってくださった。彼抜きには今回のセミナーは語れない。

IMG_4994
・事前にZOOMを使い、鍼灸師ミーティングを行っていたMr.ハリック
恐らくいきなり「ZOOMで中継やるよ!」といっても、誰も参加していなかったのではないだろうか。この点は、今年に入り定期的に「鍼灸師ZOOMミーティング」を主催していたことが成功の鍵となったと確信している。だからこそ、シンツバも私のことを「適任」と言ったのだろう。私がホストを務めて、この「ZOOM」を事前に使ったことがある鍼灸師がいたことや、今回のセミナー中継告知も1週間なかったが、参加者さんが集まったことは、この「鍼灸師ZOOMミーティング」がキッカケになったということもあると思う。

とは言え、誰でもできるのでどんどん導入して欲しい!

この前例のないセミナーを成功できたことで、他の方にも空間や場所を超えたセミナーを実施して欲しいし、参加してほしいと強く思うようになった。

 
私たちだったからできた、という風に思った方もいるかもしれないが、それは「初めての取り組みだった」という意味で、決して私たち以外ではできなかった、ということではない。
 
自分たちが初めてだったから、信頼できる人と組めたのが大きかった。と言っているにすぎぎない。 
 
 
 
IMG_4657

ZOOMは手軽に使え、そして誰でもホストをすることが可能だ。セミナーの内容、企画運営については、是非とも彼らに意見を求めて欲しいとおもうが、ZOOMに関しては、なるべく赤裸々にお伝えしたい。私の記事や、レポートが、今後、導入を考えている方の参考になれば幸いである。

この記事が今後の鍼灸業界発展の一助になれば幸いである。

(感想とともにリツイート、シェア頂ければ幸いです。)

では!

※今回はセミナーへのZOOM導入という目線で記事を書きましたが、セミナー成功の要因は、何をおいても現地で、そしてZOOMで、ご参加されたお一人お一人の方であることを、強くお伝え致します。ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

※会場の関東鍼灸専門学校様、また企画運営の内原先生、そして講師の新屋先生。お声をかけて頂きありがとうございました。素晴らしいセミナーでした。

※皆様に感謝致します。

▼メルマガ登録はこちら

 
 
▼LINEはこちらから    
友だち追加