【訪問鍼灸の治療時間】適切な治療時間って難しい。長くなりがちな先生は確認を!!

どうも、Mr.ハリックです。

『訪問治療は時間がない』そんな話を聞いたことがあるかもしれない。健康保険(療養費)を利用して訪問治療を行う場合、患者様の治療時間は約15分〜20分くらいの先生が多いからだろうか。健康保険(療養費)を使った場合の治療時間に関しては、特に取り決めがない。つまり1分でも30分でも極論は同じ料金となる。『そのくらいの施術時間帯』に収まるのは、様々な理由があるだろう。これらを理解して取り組むことでこの『施術時間』を有効に使えると思うので、今日は紹介していきたい。
 

 

①患者様の体力
訪問対象の患者様の多くは、高齢者で、しかも運動機能が低下している方がほとんどだ。ということは、治療による刺激が多くなれば、刺激過多となることが多い。適切な刺激量、は難しいところではあるが、患者様の毎回の治療後の反応を確認し、また次回の予約日に、経過を確認し、調整していくしかない。適切な刺激量を、1回の治療で判断するのは難しいことも多い。だからこそ、毎回の問診と状態確認は徹底したいところ。見極めが難しいときは『弱い』刺激から、徐々に調整していくようにしよう。最初から『強い』刺激だと、痛みにつながるから注意したい。

②職業的理由
鍼灸施術は無料の奉仕サービス、ではない。有料の医療サービスである。だからこそ、的確に施術を行い、適切な効果を出し、それに見合う報酬を頂く必要がある。健康保険(療養費)を使う場合、料金が決まっている。過剰な施術や、無料サービスが多くなれば、当然ながら時間がかかってしまうだろう。『的確な施術に要する時間』は各患者様や施術者によって異なるが、1日の稼働や週の稼働なども考えると、落ち着くところがでてくるのではないだろうか。

③ストレスと疲労感
患者様によるところが大きいが、ご自宅に伺い治療を行うために、長時間の滞在が患者様やご家族様のストレスとなることもある。継続して治療を行うためにも、この辺りにも気を使っていきたい。

治療時間が長くなってしまう!!
という先生はこんなことを意識してみよう!

 

確認してみよう!

・患者様のお体の状態を把握する。
・治療の計画を立て、計画に沿った治療回数を提示する。
・計画に沿って治療を行いながら修正していく。
・治療前に、治療部位や、治療箇所について確認する。
・治療後の反応について記録する。
・1回で完璧な治療を目指さない。
・継続した治療で、中長期的な結果を目指す。

 

どうしても、目の前の症状に意識が行きがちになる訪問治療だが、標治だけでなく、本治を意識して、証を立てて見るとよい。特に高齢者で、下肢機能低下の患者様の場合、多くが『腎虚』の要素を少なからず持っている。難しく考えずに、できるところからアプローチして、深掘りしていこう。そして悩んだら、気軽に聞いて欲しい!

では!