自分の施術価格は適正?施術価格が高額でも、予約が取れない先生に話を聞いて来たよ。

どうも、Mr.ハリックです。
 

療養費を使った訪問のみで、はりきゅう(マッサージ)施術を行なっている先生は、価格が決まっているので、あまり気にはしたことがないかもしれないが、自費治療を行なっている先生は、自分自身の治療単価はシビアにお考えの先生も少なくなと思う。訪問専門の先生でも、自費治療等での価格は気になる筈だ。

業界内を見渡すと、奉仕の精神が基になっている先生も少なくない。しかし、医療は有料のサービスであると考えることも必要だと私(Mr.ハリック)は考えている。先生方の日々の取り組みは、もっと価値のあるものだと心から思っている。

そんな中、一回の施術費が高額な先生も世の中には存在する。彼らの施術を受けるためには、1回あたり数万円の料金が必要で、そして彼らは・・・それでも予約が取れない!!患者様方が納得し、そしてその料金を支払い、彼らの施術を受けることで満足しているのだ。

鍼灸(マッサージ)の業界では、やはり憧れの存在であろう。今回、そんな高額単価の施術者の一人とコンタクトが取れた。諸々の関係から、治療院名を公表しないという条件で、取材をさせていただいた。彼らはなぜ患者様を引きつけてやまないのか。今回の取材でその一端が見えてきた。

今回お話を伺った高井雅二(タカイマサジ:仮名)氏はこのように語る。

高井氏『ホームページにこういう施術をやっていて、このくらいの値段だと提示したら、それなりに問い合わせはあるよ。特に都内は。もちろん、納得していただかないと次はないからね。でも納得していただいたら次は紹介も伴ってくる。』

高井氏『俺より凄腕の先生なんて、いっぱいいる。まだまだだと思っているよ。俺は患者様とじっくり向き合って施術をしているだけ。患者様一人一人をみて、じっくり施術する。それしかできないからね。』

高井氏『そうすると、どうしてもこの値段になっちゃうんだよね。』

高井氏はとても気さくで、気取らず、おごらず、非常に謙虚であった。今回の取材も快く受けてくださった。相手としっかりと向き合い、ひとつひとつが丁寧で、そして謙虚。こういった姿勢が、患者様の心を掴んで離さないのだろう。

価格については、お一人の患者様に、本当に良いものを提供したいという思いから。

高井氏『俺一人じゃ、施術できる人数は限られてるじゃない?それでも、その限られた方との出会いを大事にして、期待や信頼にお応えできるようにする為には、自分自身の生活とか身体とか・・・そういうところも考えなきゃダメなわけだし。』

高井氏『それにその値段でご納得いただける結果を出せるように、頑張れるし。お互いにイイよね。』 

冒頭でも述べたが、なんでも奉仕するというのは、施術者側の負担が大きかったり、その結果、患者様も納得いく施術を受けられないことや、結果が伴わないこともあるだろう。また、無理が重なり、治療院がなくなることが、患者様にとっては一番の迷惑だ。そう思うと、患者様と向き合い、適切な施術をおこない、その分の料金をいただくことで、お互いが納得できることにつながる。

鍼灸は、本当に良いものだ。しかし、鍼灸業界が『食えない』業種になれば、鍼灸は衰退するだろう。
訪問を専門とする先生方も、こういった考えを学ぶのも悪くない。いやむしろ学んで欲しい。

自分の提供する施術と、患者様の納得度、満足度。それが価格に反映されているか、各鍼灸師が今一度振り返って考えてみる必要があるかもしれない。

では!