【神になった鍼灸師】杉山和一記念館に行ってきた【想像以上にスゴかった】

どうも、Mr.ハリックです。

杉山和一・・・この名前を聞いてピンとこない鍼灸師はいないはずだ。もし、いるとしたら、今すぐ鍼管を置いてご退室願いたい!!というくらい、鍼灸業界においては超重要人物。いや日本の鍼灸においては最重要人物であろう。この方がいなかったら、日本の鍼灸はこんなに発展しなかったのではないかとおもうことも多々あるレベルのレジェンド。いや、もうレジェンド具合で言えば・・・同敷地にある、江島杉山神社では、杉山和一先生が祀られている。ちなみにこの場所は、徳川綱吉より拝領した場所である。

▼オシャレな入り口。 

 
▼両国駅近くの江島杉山神社の脇にある。
特に、視覚障害者の方がどのように勉強をしたのかという点、すごく勉強になった。また杉山和一先生は『鍼』のイメージがあると思うが、杉山流のあん摩術も有名で、これがのちのあん摩教育に多大な影響を与えたといって良い。最初の3年はあん摩しかさせてもらえなかった、という弟子の逸話が残るように、鍼打つ前に、患者の身体をよく知らなければ、触ることができなければ、感じることができなければ、鍼治療を極めることができないとお考えになっていたのだと思う。これは晴眼の先生にも言えることだと思う。 

▼内部には貴重な資料も。黄帝内経の写本。

▼盲人の方が勉強した銅人形。経穴経絡が凹ではなく凸で記されている。

▼臀部の『環跳』部周辺の凹み具合は、なるほど納得。 

何はともあれ、ざっくりといっても 

・管鍼法を編み出した
・時の将軍様の持病を治した
・世界で初めて視覚障害者教育をおこなった
・視覚障害者の生業としてのあん摩、鍼灸の道を切り開いた

というスゴすぎる、業界にとっての大きな役割を果たされた。 

▼綱吉公と、正妻信子様の書。この紋所が目に入りすぎて辛い・・・。

▼顕彰会旗。

▼マジか・・・

鍼灸やあん摩マッサージ指圧がそれぞれの国家資格になり 
ディスポ鍼主流のこの時代に、杉山先生は何をみて、何を想っているだろう。 

お近くを通ることがあれば、是非足を運んで欲しい。 
無料で拝見することができる。 

杉山和一記念館 
住所/〒130 – 0025 東京都墨田区千歳1-8-2 

http://ejimasugiyama.shin-to.com 

交通/JR両国駅より徒歩6分 

都営大江戸線両国駅より徒歩15分 

都営大江戸線森下駅より徒歩8分 

都営新宿線森下駅より徒歩8分 


▼杉山和一先生。神社本殿秘蔵の像をベースに作られたレプリカ。本像は金鍼を持つとか。

 
 
▼内部は貴重な品がいっぱい。
 
 
▼そんなに広くないのだが、そこにあるものは歴史的な資料ばかり。


※許可を頂き内部の撮影をさせて頂きました。ご協力ありがとうございました。

同記念館には、診療所も併設されており 視覚障害の先生が、開業までの研修や実際に臨床を行なっていた。 (施設では『研修室』となっていた) 

▼東京都鍼灸師会さんのイベントも行われているのでチェックして欲しい。

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