ケアマネージャー様とのコミュニケーションについてのあれこれ

どうも、Mr.ハリックです。

訪問治療の患者様の多くが、介護サービスをご利用されています。介護サービスをご利用されているということは、その介護サービスをプランニングしているケアマネージャー様がいらっしゃいます

訪問治療は患者様だけでなく、関わる多くの方と連携をとっていかなくてはなりませんが、特に介護職との連携は必須で、ケアマネージャー様とのコミュニケーションは必要不可欠なものになります。今回は、そんなケアマネージャー様のコミュニケーションについてお話しします。

ケアマネージャー様とのコミュニケーション手段

直接お会いする

1番の方法です。まず、患者様担当になったら必ずご挨拶に伺いましょう。一度お会いしておくと、お互いの印象やイメージがわかりますので、その後のやりとりもしやすくなります。また、患者様宅のお近くに所属する居宅支援事業所がありますので、患者様の訪問前後に事務所に寄って状況報告や、相談をするのも良いと思います。ケアマネージャー様はお忙しいので、事務所にいらっしゃらないことや、いらっしゃっても作業中のこともありますが、ご自身のご利用者様のことであれば2,3分のお時間は作っていただけますし、不在でもスタッフの方を介して、伝言などでコミュニケーションできることもあります。余談になりますが、もし担当CMがご不在で、対応してくださった方にご挨拶できれば、例えばその方がケアマネージャー様であったり、管理者様である場合、印象がよければご紹介に繋がることもありますので、頭に入れておいてください。

電話

電話の良いところは、タイムリーに相談できることです。一つ気をつけておきたいのが、ケアマネージャー様の仕事への熱量です。中には、ご利用者様のことなら、いつ何時、休みの日だろうが時間外だろうが連絡が欲しい!という方もいれば、急ぎの案件や緊急時以外は、事務所へ伝言するか、書面やFAXでください。という方もいらっしゃるということです。ケアマネージャー様は外出も多いので、携帯電話をお持ちの方も多いですが、携帯への連絡が良いのか、事務所への連絡が良いのか、お伺いしてみるのも良いかもしれません。

書面

定期的な報告書を提出したり、季節のご挨拶をしたり、また必要事項を書面でお渡しするのも、非常に有効な手段です。口頭だと勘違いや行き違いが生まれる可能性がありますが、書面だとこれらのリスクが少なくなります。また書面の場合、あとで見直したり、確認したり出来ますし、そのまま「記録」として保存出来ますので、ケアマネージャー様から喜ばれます。定期的な報告書は、介護職との連携を図る上で非常に重要なものになりますので、月に1度は担当患者様の状態や現状をお伝えしてください。その際に、患者様の状態が「お変わりない」ことも多々あると思いますが、その「お変わりない」という情報を伝えることも重要になってきますので、意識的に報告書を提出していきましょう。

FAX

もしかしたら「FAXなんて使ったことないよ!」という先生もいらっしゃるかもしれませんが、ケアマネージャー様はFAXを多用されます。各種調整や、関係先とのやりとりの際に、書面に残るFAXを使う方が多いのです。書面に残るということは、そのまま「記録」になるということ。そんな理由からもFAXでの情報提供は喜ばれます。

メール

最近は、メールを使うケアマネジャー様も多くいらっしゃいます。気軽にコミュニケーションできるツールだと思います。メール使用の注意点は、そのケアマネージャー様がメールをよく使っているかどうか、またPCやスマートフォン、携帯電話の操作に慣れているかどうかも、よく考えておかなくてはいけない。そもそもメールをあまり見ない、のであれば情報を見ていらっしゃらないこともあります。また操作に不安がある方は、返信をされないことがありますので注意してください。

SNS

医療SNSや地域SNS、また個人チャットアプリを使ってのやりとりをされる方もいらっしゃいます。この辺りは、先方の好みもありますし、施術者側が「ちょっと・・・」となる場合もあるので、お互いの合意があれば使ってみると良いと思います。情報スピードは格段に早いです。


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では、何を話せばいいのか。です。

まずは、患者様の状態や体調、近況といったところがわかりやすいかと思います。

ケアマネージャー様は、月に1回「モニタリング」といって、現在の介護サービスが適正か確認のために、ご利用者様にお会いになります。これは中には「月に1度しかご利用者様とお会いしない(連絡を取らない)」という方もいらっしゃるということです。

ヘルパーさんやデイサービスなどをご利用であれば、そちらからの情報提供もあるかと思いますが、患者様と毎週お会いしている先生も多いと思いますので、患者様の変化を積極的にお伝えしてみると良いでしょう。お身体の状態をお伝えする際は、目標に対して現状がどうであるのか、また介護サービスが目指しているところに対してお伝えする内容が、どのような意味を持つのかも考えておく必要があります。

次に、患者様が介護サービスに対する発言やご意見をされている場合はそれらをケアマネージャー様にお伝えすると、介護サービスの調整がしやすくなることがあります。

「そんなの、直接言うんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、高齢者は「せっかくやってもらっているので、意見するのは申し訳ない」「いろいろ変わるとめんどくさい」「面と向かっては言いづらい」というお気持ちから、正確に情報を伝えていない可能性があります。それを、特にお身体を触らせていただくという関係性上、信頼や親密さが出て、私たちにお話しになることがあります。これらをケアマネージャー様に情報として伝えましょう。

そして、報告書や季節のご挨拶など、ちょっとした顔出しや気遣い、ご挨拶が、信頼関係の構築にもつながります。

人が人に行うサービスを提供しているわけですので、ケアマネージャー様は、自分への対応をみて「ああ、この人はご利用者様(患者様)にもこうするんだなー」と無意識的に感じています。信頼度や丁寧さ、誠実さは、コミュニケーションを通して伝わります。

上記したように、ケアマネージャー様とのコミュニケーションにより、患者様の治療がやりやすくなる=自分も楽に仕事ができるようになります(楽というのは、余計な負担がないと言う意味で)。治療もうまくいく、患者様との信頼関係もうまくいく、介護職の方との連携も図れる。ケアマネージャー様とのコミュニケーションはいいことだらけです。

ケアマネージャー様との信頼関係が深まれば、新たな患者様ご紹介にも繋がりますので、積極的にコミュニケーションを図っていきましょう。

では!

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