【確認事項】患者様の既往歴と通院先、お薬手帳は必ず確認して欲しい!

どうも、Mr.ハリックです。

治療時の確認事項で、患者様のご容態や状態を確認して治療を行うと思いますが・・・患者様がこれまでどういったお病気をされているかや、現在の通院状況、またお薬の状況などを確認していますか?

鍼灸師は、このあたりが実は結構弱点というか、東洋医学的解釈があるために、「今」の患者様の状況で判断する傾向があり、他の医療機関との連携や、お薬まで興味がいかないといった傾向があるように思います。これはこれで素晴らしいことだと思いますし、患者様をみて、良くできる技術と知識があれば、患者様を苦痛から解放できるとおもいます。

ただし・・・訪問治療においては、周囲と連携して治療を進めるために、「既往歴」や「通院の状況」「お薬の服薬状況」なども把握する必要があります。これは、患者様のためだけでなく、自分を守るリスクヘッジにも繋がりますし、療養費請求にも関わってきますので、必ず確認をしていきましょう。

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1.既往歴

今まで、怪我やお病気がなかったか確認することは、患者様の状態を知る上で非常に大事なことです。また患者様からしたら、今までの既往歴を話すことで、施術者に対して「私のことを、わかって欲しい」と訴えている場合もあります。当然ながら、感染症がある場合もありますし、鍼灸の禁忌疾患がある場合、鍼灸治療を行うにあたり注意が必要な疾患をお持ちの場合がありますので、既往歴の確認は必須事項です。

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2.通院状況

患者様が現在、どういった医療を受けているかで、現状を把握することもできますし、医師に相談したい場合にどこのどの先生に相談したら良いかがわかります。また緊急時はここに連絡するように、といった指示を受ける場合もあります。また、鍼灸師が療養費を扱う際は、「併給」の問題が出てきます。治療部位に対して、医師が治療を行なっている場合は療養費は取り扱えません。特に整形外科の通院がある場合は注意が必要です。自力で通院している場合も、往療費の請求が不正となりかねませんので注意したいところです。

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3.お薬の服用状況

患者様のほとんどが「お薬手帳」を持っていらっしゃいますので、確認をしてみましょう。最近はどういったお薬なのかが書かれていますので、患者様の状態把握の参考にしてください。精神安定剤や、睡眠薬が出ている場合は、お気持ちの面で問題を抱えているとわかりますし、血圧のお薬が出ていれば、その背後にある疾患をヒアリングすることができます。また内分泌系のお薬が処方されている場合、ドクターが鍼灸治療を嫌がるケースもあります。そして何より、感染症のお薬が処方されている場合、私たち鍼灸師は注意が必要になります。自分の身を守るためにも必ず確認してください。また、血行をよくするお薬が出ている場合、鍼治療時に出血したり、出血が止まり難かったり、アザのようになることもあるので、患者様への説明をしておかないと、後々そういったことが起きた場合に、責任問題となりかねません。また療養費の請求を行う場合、「痛み止め」や「湿布」がでていたら「併給」の可能性がありますので、注意してください。

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以上のように、これらを確認するのは、患者様の状況を把握するためには必須事項ですし、自分自身を守るためにも、また療養費を請求する上でも必要なことですので、確実に抑えておいてください!

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