【ハリー先生の症例】腰痛症の治療ポイントは「腰部」だけじゃない!知ってて欲しい治療症例をご紹介!

どうも、Mr.ハリックです。

先日、鍼灸師のハリー先生より「経験の浅い先生に知っていて欲しい治療」として
腰痛症の治療症例を頂いたぞ!!

 

 

《ハリー先生より》

腰痛の患者さんに対して腰部(腰椎付近)にしかアプローチしない先生が意外と多いので、臀部に比重を置いたアプローチでも腰部の痛みは軽減することをお伝えしたいと思います。
 

流れ的には

こういう患者様に

こういう治療を


こうしたら


こうなりました。

ポイントはココ!!

注意点はこれ!!

という感じになっているぞ!

では、ハリー先生…オナシャス!!!!

 

 

経験の浅い先生に知っていて欲しい腰痛症の治療の考察】




対象患者様は、腰痛を訴える患者様(85歳男性)

第2腰椎あたりから第5腰椎のレベルで腰全体が痛いと訴えています。


61c68bc1cb3ac9a6dcd77fe00a761403_s



腰部(脊柱起立筋など)へ直接アプローチする方が多いと思いますが…

今回のケースは臀部のみにアプローチしてみました。

 

腰部は腰椎変形やヘルニア・狭窄症のオペ痕のある患者さんも多く患部へ直接アプローチするよりも遠隔的な方法がないか検討した結果、このような治療方針としました。

 


651907



【治療内容はこちら】




1.腰痛の強い方を左右確認


痛みの強い方の腰を上向きにして側臥位に。



2.左右大臀筋付着部付近(上後腸骨棘外側)2ヶ所に刺鍼10分置鍼→置き針中は腰部を軽擦します。
 
小腸兪・膀胱兪・白環兪あたり
 
※※大臀筋付着部周囲に多く見られる硬結に刺針することで筋緊張緩和を行うのが目的なのでこのあたりに刺針しつつ慣れてきたら硬結部を探ってみるのがいいかと思います。
 




3.抜鍼後に大臀筋付着部をなぞるように圧迫(尾骨先端外側から腸骨稜外側1/3まで)を1往復。1往復したら側臥位の向きを反対にして、1往復、また反対になってもらい1往復の繰り返します(左右2往復ずつ)





以上を行うと・・・

腰部へはほとんどアプローチしていませんが痛みや筋緊張が軽くなります。

 




【ポイント】 

 

・大臀筋付着に刺刺する際は硬結部を探してみる。

・圧迫手技は尾骨から腸骨稜まで1横指ずつ丁寧に動かす。

・手技を1往復毎に側臥位を反対にすることで同一姿勢による腰への負担を軽減する。


【注意点】

・腹臥位は腰部への負担となるのでNG!! 


・腰痛の強い患者さんに対しては手技は低刺激にする。

ぜひ参考にしてください!

ハリー先生ありがとうございました!!

殿部へのアプローチで腰部の痛みや筋緊張が取れれば
手術後や整形外科疾患のある患者様に対して
患部に負担をかけずに治療ができますね!

試してみたいと思います!!

殿部の手技はこちらもチェック

【習得しときたい】殿部の状態を改善する手技【特に訪問は】 : 訪問はりきゅう上達ラボ