訪問を専門とする鍼灸師の目線で、台座灸を試してみたので報告する!

どうも、Mr.ハリックです。

 

訪問治療で、必要不可欠な存在。それが【台座灸】だ。訪問現場では、もぐさや、灰が落ちると、火傷や布団等の損傷にもつながるため、肌にピタっとくっつく台座灸を用いることが多い。持ち運びもしやすく、すぐ使えるなど、訪問現場では重宝する。

私(Mr.ハリック)は普段、山正の【柔】を愛用しているが

今回、サンプルを頂いた【長生灸】【NEO灸】を使い、使用感を比較した。

▼メイプル名古屋さんにサンプルを頂いたよ。

 

 

▼長生灸 – Light -ぬるめ-  台座の色が緑色だ!

 

▼つぼ灸NEO NEXT -レギュラータイプ- プラスチックから外して使う。
 
 
今回参加したのは男性鍼灸師2名、女性鍼灸師2名の計3名。前腕内側に3つの台座灸を並べ、使用感を比べる。私たちが知りたい事はただ一つ…訪問治療で〝使える〟のはどれか?ということ。
 

訪問治療で〝使える〟というのは様々な要因があると思うが、安心安全に、患者様が心地よく、治療効果を出せるかどうか、をみている。

▼個別の柔に対して、他2種類は4荘が連なっている。

 
 
男性鍼灸師の2人は30台。カマヤミニ、などに馴染みのあった世代だ。
 

女性鍼灸師は20代。既にツボ灸NEOなどに触れており、台座灸も多様化している世代だ。

 
 
訪問での灸治療という観点で
結果をお伝えする。

 

 
【柔】
圧倒的に燃焼時間が長い。が、その反面、熱が伝わるまでに時間がかかる。しかし熱伝導の柔らかさや、台座の安定感があり、灸の「熱い」という恐怖感はない。個別に台座のシールを剥がすことが面倒くさいかもしれない。施灸後にやや後が残るが、綿花等で拭けば問題ない。

 

 
【長生灸】
熱浸透する時間が早く、素早く熱刺激が伝わる。ハードタイプに比べライトタイプはやや弱い刺激だが、熱がしっかり伝わるために、お灸をしている感は強い。台座は安定感があり、落ちる心配はない。着火時や燃焼時にもぐさをくるむ「紙」が勢い良く燃えるために、やや焦げ臭いのが難点か。

 

 
【つぼ灸NEO NEXT】
もぐさに直接点火するために、お灸らしい匂いがする。熱は優しくもしっかりと伝わる印象。使用後に全ての被験者に発赤が見られた。やや後が残るが、綿花等で拭き取れば問題ないが、肌が弱いと数時間後も薄く残ることも。台座の不安定感が心配されたが、粘着力は意外と強く、心配なく使用出来る。
 
 
▼リアルな感想がみられる実験中の様子はこちら

まとめ
結果として全ての台座灸に一長一短がみられた。
訪問での鍼灸治療は、治療効果だけでなく、時間や、道具の持ち運び、煙やニオイにも配慮しなければならない。そして、患者様は高齢者が多いために、皮膚の状態を把握したり、様々なリスクマネジメントも必要となる。その中で、どの台座灸を使っていくか、というところを考えて使用していくことも、訪問での灸治療を行う上では必要となる。

今回参加した先生方は、慣れもあるかもしれないが

総合的に考えてやっぱり【柔】がいいな。
という感想となった。

 
【柔】については、更に追求して、熱さレベルを比較して、訪問治療現場の意見を聞きたいと思う。
 

【前回の台座灸やってみた記事】

試供品の『Hard あつい』が気になって仕方がなかったので、皆んなで試してみた! : 訪問はりきゅう上達ラボ

無駄に煽る予告編も好評だった

HOW To FEEL 台座灸 :試供品の台座灸(Hard -あつめ-)を試してみた【予告編】 – YouTube

では!